前回のつづきです。
え?3世ってまさかお前…
そう。僕のお爺さんは実はアルセーヌ…
なんてことはなくて
書道家(しかもお婆ちゃん)
母さんも書道家
ウチ…生まれながらにしてスズリや筆があったんです。
書道頑張ってる人からしたらめちゃくちゃ贅沢でしょ。
でもね。それ初代だからよ。
書き初めとか夏休みの課題あるでしょう。
その度にお婆ちゃんが来てめっちゃスパルタ指導するのよ。
周りの人とか「書けたら終わり」なんだけど
自宅で、やってるもんだから
「終わりがない」わけよね。
だから僕はお正月と夏休みが嫌いだった。
今思えば誰よりも期待してくれていたんだと思う。
それが「血」のつながりであったと思うし。
まぁそんなこと書いて何になるのかと聞かれたらうまく答えられないけど
なんとなく同じ境遇の人がいたら
「わかるよ…」って思ってくれたら嬉しい。
そしてこれは今の業界結構多いと思う。
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